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民家再生

 古い民家のイメージをどうお考えですか。
 住んでいると判りますが 汚い 暗い 寒い 大きい 不便 立て付けが悪い と感じながら生活をしています。

 250年前、江戸時代に建てられた古民家を再生するために、参考にしたいと、先日、ある方が当宅を訪ねて見えました。

 お話を聞いているうちに、7年前に、自宅を改築したとこのことを思い出したおりました。

 明治9年に建てられた民家でしたが、機能的には現代の生活が難しく、
汚い 暗い 寒い 大きい  立て付けが悪い等、生活するには、大変不便を感じておりました

 民家再生にはいろいろな方法があります。

 1.完全に自宅をいったん解体し、基礎工事をやり直してから、新築同様に組み立てる方法。

 2.充分な耐久力があると判断した場合はその骨格を生かし、台所やトイレなどの水回りをはじめとする設備を完備させて、今日の生活にマッチするように生き返らせる方法。

 私に処では、まだ骨格は痛んでいなかったので、基礎部分をすべて取り替え、間取りを変更して、古い部材と新材を調和させて、再生をすることいたしました。

 基礎部分をすべて取り替えた時は、家を2メートルも上げて工事しました。工事前は、家がばらばらになってしまうのではないかと、心配をしましたが、昔の日本家屋は釘が使われていないので、このような工事に耐えられるのだそうです。

 昔の大工さんの技量はすごいと思いました。

 私が再生を試みた頃は、日立近辺では数少ない事例でしたが、最近は、どのようにして再生したのか教えてほしいとの電話が入るようになりました。

 壊して、今風の新築をするのではなく、「古民家を生かす。使われている部材を再利用すると落ち着いた空間ができ、生活にも潤いを持たせることが出来る。」

 再生して残す方法があることを理解するようになってきた方が少しずつではあるが増えてきているようです。

 そば処 暁山は、ほんの部分的な改築でしたので、改築費用もすくなくて済みましたので、趣味のそば打ちから一歩進んで、開業することができました。

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 お客様も、古い民家の空間(癒しと憩い)を懐かしく思い出しながら、蕎麦を召し上がっております。

「昔の匠の技法と精神」を民家再生で活かし、継承すること大切さを知ってほしいものですね。

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コメント

はじめまして。
すごく勉強になるブログですね。
これからも拝見させていただきます。

投稿: 手打ち蕎麦よし | 2006年5月19日 (金) 21時09分

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