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またもや悲惨な事件が

 今月24日、和歌山県高野町で写真館店主、久保田耕治さんが殺害された。
県警橋本署は25日の早朝、出頭してきた私立高校2年生の男子生徒を逮捕した。
 その男子生徒は調べに対して「授業中にヘッドホーンを聞いていたところを、先生に注意されたのでくしゃくしゃしていた。誰でも殴ってやりたかったという」(26日読売新聞参照)
 
 学校の帰り、久保田写真館の前を通りかかって、久保田さんが一人暮らしであることを思い出し、店に入ったという。

 久保田さんに恨みがあるわけでもないのに、全身を殴打して暴行。全身に殴打の後や刺し傷があり、全身の傷による出血性ショックでなくなったという。

 何とも悲惨な、ぞっとする事件である。

 度々起こるこの種の事件の裏に何が隠されているのだろうか。

 手元に「脳内汚染」という本がある。著者は岡田尊司氏。氏は京都大学医学部卒、同大学院で高次脳科学、脳病態生理学の研究に従事。現在、京都医療少年院に勤務する。
 精神臨床の最前線で、若者の精神的な危機と向かい合っている。(脳内汚染 文芸春秋版参照)

脳内汚染 Book 脳内汚染

著者:岡田 尊司
販売元:文藝春秋
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 この事件を起した高校生が、この本で指摘しているような「パソコンゲームで仮想現実失調に陥って、現実とはまったく違う世界に生きている」という分析に当てはまるのかは、今後の推移を見なくては判らないとは思う。

 高度情報化社会が人類の未来を約束すると言われる一方で、メディアとの付き合い方を一歩間違えると大変な事態を引き起こす。
 これからの学校教育は高度情報化社会の光の部分、便利で効率的なことばかりを教えるのではなく、影の部分、この本で指摘しているパソコンを介してのメディアとの正しい付き合い方を重点的に教えていく必要があろう。

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