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料理と酒を味わう その2

 今日の夕食の酒の肴は生きの良い秋刀魚の刺身である。最近は、冷凍技術の進歩のお陰で旬の生魚が簡単に安価で手に入る時代になった。生物が好きなものにとってはありがたいことである。

 用意した酒は花垣と羽根屋の二つ。秋刀魚の刺身とその相性を見てみよう。

 刺身に使う醤油は松江の平野醤油の二段仕込み醤油である。油の多い旬の秋刀魚にぴったりの醤油であろう。

 薬味は生姜と本ワサビのおろし。そして酢橘を1個。

 まずは、秋刀魚を醤油だけでいただいた。秋刀魚の濃厚なあぶらの甘みが舌に絡む。

 これは木の香りが漂う花垣(日本酒度+3、酸度1.6、アルコール度数15.5)が合うと直ぐに思った。
 薬味は生姜がぴったりである。秋刀魚の甘みと花垣の米の旨みとまろやかさが口の中で溶け合うのだ。

 さて、羽根屋(日本酒度+7.5、酸度1.4、アルコール度数15.5)はどうだろうか。
 昨日の呑み比べで、同じ純米酒でも口当たりが違っていた。花垣と比べてこちらはシャープだ。

 この酒に合わせようとするならば、薬味はワサビ、醤油に酢橘をしぼり込んですっきり感を出す。これで秋刀魚のねっとりとした甘みがすっきりとして、シャープな酒にあうようになった。

 田崎真也氏が、「酒は蔵や種類によって、微妙に違いがあるので,料理もそれなりの工夫がいる」と料理と酒の相性を説いていたが、自分の舌で確かめながら、酒を楽しむることは、なかなか面白ろいものである。

 

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