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酒と酒の肴の関係 その2

 昨夜は戦後の日本酒が美味しくなかったか理由を語った。
 戦後間もない頃は、何もない時代、銀シャリといって米を食べることが出来ればいい時代、たしかに、酒造好適米などを育てて、酒を作る余裕などない時代であったが、これに騙されて特級酒は美味しいと飲んでいた自分が恥ずかしい。

 そう云えば、その頃は砂糖などがなく人々は甘いものに飢えていた時代でもあった。酒は一般的に辛いもの、それが糖類を添加して甘いものに作り変えた。この酒を高級酒といって酒造メーカーも売っていたのである。
 
 

 その点、今は日本酒党にはいい時代である。素晴らしく美味しい酒が幾つもある。蔵によってそれぞれ工夫を凝らして、特徴ある酒造りをしている。

 菊の花の酢の物を肴に、いずれも山形の酒、出羽桜酒造 桜花吟醸と千代寿虎屋酒造寒河江の庄純米を飲んでみた。Sake01

 出羽桜桜花は水密のようなフルーティな酒、膨らみもある美味しい酒であるがこの菊の花吸い物には、香りも味もが喧嘩してあわない。
 寒河江の庄は香りの控えめ、ふくらみもそれほどなく、菊の酢の物の味を殺さなくて酒も酢の物も美味しくいただけた。

 同じ山形県内の酒であったが、これほどまでに違いを見せつけられたのも初めての経験であったし、日本酒がこれほどまでに進化して、独特の味と特徴を出していることに感嘆した。

 若い人達の日本酒離れが激しいという。美味しくなった日本酒を食事の流れの中でぜひ味わってもらいたいものだ。

 

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