« 武士の一分 TOHOシネマズ | トップページ | 連続四日間のそば打ち »

師走と蕎麦

 秋の紅葉を楽しんでいたのがつい先週、気付くと、早12月も半ばになっている。
 普段は、のんびりと営んでいる当店も、少し忙しくなってきた。木、金、土と連続しての営業である。60前は多少、無理しても疲れなど、あまり感じなかったが、最近は連続して蕎麦を打つと疲れるようになってきた。

 12月という月は、師匠の僧がお経を上げるために、東西を馳せる月、「師馳す」と云ったそうだ。
 現代は先生達(何の先生かは知らないが)が走り回るほど忙しいというの「師走」という字が当てられた。
 
 12月という月は先生達も忙しいであろうが、余の蕎麦屋も忙しい月であり、稼ぎ時でもある。

 師走は蕎麦にまつわる話が数多くある。

 最近は聞かれなくなったが、私が小さい時には、正月近くなると「すす払い」を行った。
江戸時代にはすす払いを終えて、大店などでは「すす払い蕎麦」を振る舞ったそうだ。
 幕末頃、江戸城中の大掃除は寛永年間以来13日が決まりで、徳川家大奥にもすす払い蕎麦のしきたりがあったという。
 
 赤穂浪士が師走の14日、雪の早朝に、討ち入る前に腹ごしらえした「討ち入り蕎麦」の話は有名。
 22日は冬至。この日は冬至かぼちゃなどを食べ、柚子湯に入る習わしがある。福島県磐城地方等では「冬至蕎麦」を食べる慣わしがある。冬至蕎麦にふさわしい変わり蕎麦は、柚子切り蕎麦が有名。
 
 31日大晦日は「年越しそば」。
当店でもこの日、昼のみ営業。
 我が家の年越しそばは、大晦日、紅白を見て、一杯飲みながら食べます。今年は無事に過ごせました。
 妻と二人で、美味しい酒と美味しいそばで年越しをやりたいものです。

|

« 武士の一分 TOHOシネマズ | トップページ | 連続四日間のそば打ち »

そば処 暁山」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 武士の一分 TOHOシネマズ | トップページ | 連続四日間のそば打ち »