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蕎麦の花と受粉のしくみ

 もう少し蕎麦の花の不思議について書いてみよう。
 蕎麦の花は茎の一番上の部分の蕾から咲き出す。Natusoba06 先端部分より遅くに葉の腋の部分にも花芽を持つ。葉が大きくなるにしたがって、蕾も大きくなり、花が咲き始める。
 葉の成長と花の成長が並行して起こることを「無限伸育性」というのだそうだ。
 蕎麦の花は稲の花のように一斉に咲くのではなく、ダラダラと咲くのが特徴である。
 蕎麦の花の受粉は虫の媒介によって「長花柱花」と「短花柱花」との間で起こる。このようなものを他殖性植物という。
 同じ花のおしべと雌しべの間では起こらないそうだ。なぜなのであろうか?。花の構造にあるようだ。雌しべとおしべが離れているので、花粉が雌しべの柱頭につき難いようだ。
 
 蕎麦の花は日の出とともに開花して、雄しべの葯が開く。この頃になると虫たちが集まりだす。
 花に止まり、頭を突っ込んで蜜を吸う。腹や胸につけた花粉をたの花の柱頭に擦り付ける。このとき花粉管が生きよいよく伸べて受精する。
 何とも、不思議な蕎麦の受精の仕組みである。

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