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山形 あらきそば

 到着したのが11時40分、駐車場には、もう数台の車が止まっていた。さすがに人気店である。
 店は今の時代にはめずらしい茅葺。お客様は、先ず、この家の雰囲気ではるばる来た甲斐があったということになる。Araki04

 聞くと築180年から200年というが、家の作りは、北関東でも昔はよく見かけた作りである。玄関を入ると直ぐに土間、正面に囲炉裏を配した居間があったようだ(現在は厨房と打ち場に改築されている)。
 右側が14畳くらいか、奥ふたま続きは6畳、6畳か。正確には覚えていないが、そばを食べる処は30畳位であろう。

 12時前というのに、約半分は埋まっていた。 

  周りを見ると、私達のような観光客もいるし、地元も方もいる。

花番さん(地元のおばさん方)がメニューを持ってきてくれた。 うす盛りとニシンの煮物をお願いする。
 配膳されたそばを見ると杉のお盆(メジャーで計ったわけではないが24×50cmくらい)に、太いそばがのっている。Araki01
 メニューにうす盛りと書いてあるが寄せてみると普通のそばの二倍はありそう。
 薬味はネギだけ。お店独特の漬物らしきものがついてくる。
 

 噂には聞いていたがその迫力にびっくり。ニシンの煮物は味噌で味付けされており、何期間も煮られたのだろう、小骨も感じさせなく、美味しい。Araki03
 これを目当てのお客さんもいるというのは頷ける話だ。

 さて、そばの味であるが、勿論、ズズーと手繰りこんで、喉越しを愉しむものではない。噛んで、噛み締めて食べるそばである。
 このようにして食べるとそばの濃厚な味と香りがするものであるが、訪問した時期がよくなかったのであろうか、期待したほどのものではなかったのが残念。
 お客さんが次々と入ってくる。さすがに名の売れた名店である。

 帰り際に、「一日、どれくらい打つのですか。」と聞くと「ちょっと分かりませんが、一回に3キロを打っていますよ。」との答え。この混みぐあいから想像しても、一日の打つ量はかなりなものになるであろう。

 店を出た時、「如何でしたか。ニシンも食べられましたか。」 と話しかけられたので「はい、美味しかったですよ。お店の方ですか」と妻が問うと「いいえ、地元です」との答え。

 山形のそば街道のよさと人気の程がこの地元の方との出会いで理解できた。観光客だけで繁盛しているのではなく、地元の方にも深く愛されているのであろう。

 

  

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