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柿 秋を彩る

 今日は色づいた柿を収穫した。我が家の庭には、柿木が何本か植えられている。昭和30年代までは、よくつるし柿にして冬おやつに食べたものだ。
 つるし柿にする種類はあおさ柿とやちや柿である。最近は、めったにつるし柿にすることもなくなった。
 柿に木の剪定をしないし、肥料もやったことがないし、消毒もしないので、実も余りつかなくなっている。
 秋実がなる頃になると手入れをしなければと思うのだが、つい億劫になってそのままにしてしまう。

 今年はそれでも少し取れた。はちや柿と西村柿(甘柿だが今年は種がないほうが渋い)
の蔕に焼酎をつけて渋を抜くことにした。Kaki

 柿には「甘柿」と「渋柿」があるが、これらの違いは渋み成分「タンニン」が口の中で溶けるかどうかできまるそうだ。

 タンニンが溶けると渋くなり、溶けなければ甘くなりということを物の本で初めて知った。

 渋柿を甘くするには、蔕の部分に焼酎をつけて渋を抜く。この方法はよく祖母から子供の頃に教わった。

 秋の夕昏どきに真っ赤に色づいた柿を見ると懐かしい子供の頃を思い出す。
 

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雨風の中のお客様

 昨日から、台風の影響で雨風が強い。本日は予約が入っていなかったので、今日は休もうかと妻と話しをしていた時、電話が鳴った。
 予約の電話であった。暫らくして、また電話。慌てて、蕎麦を打ち出した。
 この雨風の中をよく来ていただいたと思う。ありがたいことだ。結局今日は3組のお客様になった。
 さらに、天候が悪くなり、午後1時過ぎには店を閉めてしまった。ノボリをはずしに門場まで行って、驚いた。
 ノボリの先端部分が破損して、ノボリ自体が棒に巻きついていた。かなり激しく風が吹いていたのであろう。

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気になるブログ 羊毛遊びって?

  久し振りというか、何年かぶりで「気になるブログ」を書く。

 日立在住のkyklos(キクロス)さんのブログを紹介したいと思います。 kyklosとはギリシャ語で「螺旋」という意味があると自己紹介文にがあります。

 さて、キクロスさんは一度当店にお出でになったお客様です。お客様のブログ紹介も初めてです。
 紹介して、迷惑をかけなければいいのですが。

 まずはキクロスさんとは、どんな活動をされている方なのでしょうか。
 「羊毛遊び」というサークルを主催しております。羊毛遊びという言葉を聞いたときには、どのようなものは理解できませんでした。
 ブログをよく読んでみると、どうも羊の毛で動物や人形、バックなどを作ることのようです。
 日立市の百年塾に所属しており、羊毛遊びを指導している市民教授です。
 
 このブログで紹介されている活動は羊毛遊びに留まりません。趣味でライアーという楽器を奏でる奏者でもあります。
 ライアーという楽器もこのブログで始めて知りました。ハ-プの小さいのと思っていただければ、なんとなく判ります。この楽器、アイルランドで作られているそうです。

 そして、シュタイナー教育に傾倒されて、オイリュトミーなどの独特の概念とその実践をブログに紹介されております。
 
 私も教員になる前に、シュタイナー教育については、少し興味を持ちました。
 入門書を少し読んだ程度でしたが。

 とにかく、このブログは、キクロスさんの幅の広い視点で多角的に書かれており、なかなか興味をそそられます。

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秋の日のドライブ 里美街道

昨日、漆塗り作業をした後、今週使う蕎麦うち用の水を汲みに入四間に行ってきた。おおよそ10日に一回の割合だろうか。
 ここの地下水は「とうふ工房名水亭なか里」にも使われている美味しい水「木の根坂湧水」である。
 さらに、足を伸ばして、常陸太田市のJA直売所「さとの径」でなすと打ち粉、つなぎ粉を買う。
 温かい天気に誘われて、さらに足を伸ばす。昨年、常陸太田市に合併された里美町のJA直売所では天ぷらの材料マイタケとシイタケを購入した。いずれも作っている方が表示されており、安心である。
 この直売所でこの辺では珍しい四季桜を見た。Fuyusakura 春を盛りと咲くソメイヨシノと比較は出来ないが、秋晴れの空の下で静かに咲く桜も風情があってよいものである。

 帰り道でそばの穂を木槌で叩いて、実を落としている人の姿を車中から見て、気になって車を止めた。
 「今年は収穫がよくないよ。台風が来てねー。」老婆はいいながら、実を落とす。見ると確かに実のつき方がよくない。
 自分でも蕎麦を作った経験があるが、天候に左右されやすいので、大変な仕事である。「百姓は割に合わないよ。放っておくと畑が荒れるのでねー。已むをえなくて。」とぼそぼそと話す声に力がない。
 この辺一体は中山間地域で、主に農作で生計を立てている人々が住んでいる。
 老婆の話を聞きながら、おいしくて安全な国産農産物を期待している我々消費者はどのようなことができるのか、自問自答していた。
 
 最後に寄ったのが、酒蔵東魁山である。Toukaizan02 余り知られていないが、作りが丁寧で、ここの酒は本当に美味しいのだ。
 今回買い求めた酒は純米酒 原料米はひたち錦という米で、最近茨城県が力を入れている好適米である。
 フルーティな米の香りが広がり、口に含むと厭味のない旨味が口の中を満たす。思わず「旨い!」と口に出た。
 余り酒は飲まない妻もこの酒ならと口に含む。家に帰って、二人で愉しんだ。Toukaizan01

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お盆の修理

昨夜は週一の休肝日であった。次の日は、朝、早く起きてしまう。今日も5時に目が覚めてしまった。
 朝食まで時間があるので、2週間前から作業を始めた古いお盆の修理の続きを行った。
 このお盆、我が家の冠婚葬祭用で使っていたものあったが、漆が剥げていたり、割れが入っていたりして、殆ど使いるものがない状態であった。
 三十個あったのを半分は捨ててしまっていた。最近何とかつかえないだろうかと考え始めて修理を始めてみた。Obon01
 漆で塗る前に、下準備が合った。まず、砥粉とボンドを混ぜて割れている部分を埋める作業である。
 素人の作業なので、これがなかなか難しい。ボンドが乾くと容積が減り、凹みが出る。再び、その凹みにボンドを入れる。
 乾いてから、やすりと砥石で平らにする。
 これが終ってから、漆の下塗り作業に入る。下塗りは人工の漆を使っている。


Obon02
 最後に、本漆で仕上げるつもりである。

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ケーブルテレビの効果

先週、今週の週末は忙しい日が続いた。
 10月1日から市内のケーブルテレビで放映されたことで、PR効果が出てきたように思う。
 JWAYのケーブルテレビは市内全家庭の3割くらいが契約していると聞いているが、この倍くらいになるとPR効果はさらに大きくなることであろう。
 JWAYはインターネットのプロバイダーでもあるので、他のプロバイダーを解約して、JWAYと契約した。
 ケーブル回線を使うので、NTTのADSLも必要なくなり、インターネットだけを考えると使用料も安くなった。
 
 取材されたのを機会にケーブルテレビにも入って、映像を見ることにした。
 「レッツ!お店めぐり」という番組で、火曜から土曜日まで、三店セットで20分、1日5回放映されている。

 これは市内の店にとっては大変ありがたい企画で、「レッツ!お店めぐり」を見て来ましたというお客様が増えてきた。
 入会時に、工事費を支払ってもPR効果を考えれば安いものである。
 
 さて、問題はこれからである。新しいお客様が美味しいと言って再び来てくれるかにかかっている。

 このチャンスを生かすのは店主の弛まない努力しかないのである。

 なお、「レッツ!お店めぐり」という番組は日立市内の蕎麦屋・居酒屋等の飲食店や美容室陶芸・ガラス工房、ホテル、電気店等多彩にわたっている。

 JWAYの益々の発展を願っている。

 
 
 
 

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足の不自由な方の低い椅子 

最近は立ち仕事の後、右足の太ももの健が張ったように痛くなることがある。正座などは、満足に出来ない状態である。今日も同じようなことが起きた。
 このような現象が起きることなど、開業当時は、夢中で考えても見なかった。
 若い時と違って健を支える筋力が弱ってきている為であろう。還暦を過ぎたあたりから、体のあちこちに変化が起きているようだ。
 
 店には、若い人も来るが、年配の方も多くなってきた。私の同じように、足が痛んだり、不自由になったりしている方もいる。Heya

 当店は、二間とも座って蕎麦を食べていただくようになっているのであるが、足などが不自由な方については、今まで余り配慮をしていなかったのである。

 自分が長く座っていられないようになってから、気付くようでは遅いと思うが、写真のように座椅子のような低い椅子を用意した。
 もう一つは鴨居に使っていた古材を利用して、低い椅子にしたものである。

 いずれにしても、今までは大変ご不自由をお掛けいたしました。

 

 

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丸の内ビル アジアの子どもたちの絵日記展 

 10月11日の午後、久し振りというか、10数年ぶりに東京駅丸の内側に降り立った。
 妻の「私、丸の内側は初めてよ」という声にちょっとびっくり。
 最近よく思うことだが、在職中は、忙しさに任せて、家族を旅行や食事に余り誘ったことがないことを反省している。
 
 工事中の南口から、外を見渡すと、以前の丸の内とは違って、すっかり様変わりしていた。Tokyoeki
 地下道から、直進すると丸の内ビルのB1である。この広い地下道は何時造られたのであろうか。
 
 右の左も分からないまま降り立ったので、少し後悔した。1階に上がり、様子を見る。
 外は、東京駅の赤レンガ、その姿を妻がしげしげと見つめている。そのバックには、今工事中の高層ビルの姿が印象的に映る。
 
 このような高層ビルには展望台があるだろうと側に立っていたガードマンに聞くと「35階ですよ」との答え。

 2Fから6Fまでは見学を兼ねて歩いてみた。ファッシッンフロア、ジュエリーフロアあり、吹き抜けのレストランやいろいろな店を見ながらのおのぼりさん気分。6Fには鎌倉一茶庵が出店していた。エレベーターは6Fで乗る。Odaiba
 このエレベーターがびっくりするほど早い。35Fまであっという間に着いた。
 さて、展望台といっても、東京の一部、お台場方面しか見えないようになっている。
 妻が「その他の展望はそれぞれのお店に入ってどうぞね。」と感心することしきり。
 「夜景が素晴らしいだろうね。夜景を見ながら、一杯は堪えられないねー」と私。
 夜景はまたの機会にと、明日のメニューを頭に描きながら、1Fに降りた。
1階では、アジアの子どもたちの絵日記展が14日までの期日で開催されていた。インド、中国、カンボシア、・・・、日本等々、とても大人では、描くことが出来ない素晴らしい絵に接し、こどもの感性の素晴らしさを再認識させられた。

 妻と二人、夢中になって絵に見入っていた。 
 
 

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蕎麦と酒の類似点

○蕎麦と酒の類似点
 なんと言っても、きき酒のポイントは、香りと味を利き分けることです。
 きき酒は、先ず、利き猪口に注いて、小刻みに振って中の酒を揺すりながら鼻の前に持ってきて、香りをキャッチすることから始まります。 この酒のよい香りは、「立ち香」あるいは「上(うわ)立ち香」といわれます。
 「吟醸香」や「麹香」を感じるのもこの瞬間です。利き酒は舌でするものと思っている人が多いようですが、きき酒の半分は鼻に頼って行われます。

 では、蕎麦ではどうでしょうか。
 酒で云う「吟醸香」や「麹香」を感じる瞬間といいますと、水回しのところでしょう。
 水を注ぎ、そば粉を指先で素早く攪拌するときに、立ち上がる香りが上立ち香に相当します。
 茹で上がった蕎麦を鼻の側に近づけて、香りを確かめる方がおりますが、これでは、そのそば粉の本来の香りは判りません。
 燗をつけた酒の香りを嗅ぐ時と同様に、本来の香り成分が飛んでしまい、香りや味のバランスを損ってしまうのです。
 酒で云う吟醸香は新そばを挽いた時の香りに例えられますし、米本来の麹香は熟成した玄そばを挽いた香りに例えれば判っていただけるでしょうか。
 
 蕎麦の味についても、同じようなことが云えます。早や取りの新そばはすっきりとした味で、香りも若草を干したような香りがいたします。 熟成したそばは、旨味がましてきて、枯れた藁のような香り、酒で言う少しひねた香りがいたします。

 私はどちらも好きですが、皆さんは如何でしょうか。

 

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最近飲んだ酒 山形正宗

山形に旅行をしたときに、天童市の二つの酒蔵を訪ねたことは、先日のブログで紹介した。
 山形正宗の水戸部酒造、もう一つは出羽桜酒造である。二つの蔵は天童市内にあるため、距離的にはそれほど離れてはいない。
 山形を代表する酒、出羽桜は吟醸酒で先駆けとして、あまりにも有名である。その中でも、桜花吟醸酒は海外でも評判の酒である。
  山田錦100% を使用して、精米歩合50%に仕上げている。日本酒度+5 酸度1.4 使用酵母  小川酵母 アルコール 度  16度~17度 吟醸酒らしい華やかな香り、山田錦らしい奥行きのある旨味が楽しめる酒に例年仕上がり、いよいよ10月に秋上がりが出荷された。

 水戸部酒造は出羽桜酒造に比べて、大変小さな蔵であるが、丁寧なよい酒を造ると評判の蔵である。
 こちらも吟醸酒を買って帰ってきた。山形正宗 無濾過吟醸酒、使用米は出羽燦燦100% 、精米歩合50%に仕上げている。
 日本酒度は同じく+5 酸度も同じ1.4である。 使用酵母は不明、 Yamagatamasamune
 桜花吟醸酒よりは、同じ酒度でもこちらの方が辛く、力強さが感じられる。香りは穏やかで、食中酒としては最適であろう。

 地元でしか手に入れられない酒を飲む。旅の楽しみの一つである。

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