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おろし蕎麦 試作

 前回、夏メニューの天おろし蕎麦の事を書いた。

 おろし蕎麦といえば、代表的なものに越前蕎麦がある。
 
 越前そばの特徴は外皮、甘皮までしっかりと引き込み、色も味も濃いそば粉を使い、
麺は太めで、所謂、田舎そばというものです。
 
 食べ方は、冷たくしめたそばをやや深めの皿に盛り、冷たいつゆにたっぷりの大根おろしを入れ、そばの上にかけ、かつおぶしとねぎを乗せるて食べる。

 これが越前そば。
 大根の鼻にツーんと来る独特の辛さに、嵌る方も多いとか。

 私もその一人です。

 福井なら、一年中、このスタイルでしょうが、当店なら、夏のメニューが
お勧めです。
Orosi02
 玄そばから、挽いたそば粉で打ったそばは、上品さはないが、穀物独特の香りと力強さがあります。

 大地の恵と太陽のエネルギーをたっぷりと
頂いて育った常陸秋そば。

 おろしで食べるなら、こちらがベストです。

 天おろしの試作を始めました。

 まずは、玄を石臼で挽くところからです。 結構時間がかかる作業です。

 蕎麦を打って、さて、試食です。Taka02_2

 まずは、この田舎そばに荒塩をかけて、酒の肴にそば前を一杯。
 酒は山田錦・玉栄50%まで磨いた「鷹勇 特別純米酒」。

 大地の恵一杯の穀物の香りとぴったりで、これがまた旨い。

 「相変わらずねー。」いう妻を横目で見て、「まー試食だから・・・」と私。

 茹で上げた蕎麦に、大根をすりおろす。

 かつおの出汁にたっぷりとかけて、ズ ズーと手繰りこむ。

 鼻に抜けるツーンという辛みがたまらない。
 Orosi01
 このおろし蕎麦に季節の野菜、海老の天ぷらのせて、作る天おろし蕎麦。

 5人様限定ぐらいなら、出来そうである。

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季節の移ろいと蕎麦への想い

 つつじが終わり、アヤメが咲き出した。
 晩春から、初夏へと季節が移る。Gyo03

 店に続く小道には、黄色と紫のアヤメが美しく咲き出してきた。

 季節の移ろいは早い。あと、一週間で6月になる。

 そろそろメニューも夏のものへと・・・。

 昨年も、人気の天おろしを今年も始める段取りに入った。

 夏大根も、もう少しで食べごろか。

Dai01  さて、天おろしのそばを今年は、2種類用意したいと
現在、挑戦中である。

 一つ目は、従来の丸抜きそば粉を中心としたもの。
それに加えて、今年は、玄そばを石臼で自家製粉100%のもの。

 田舎風の腰の強いそばと大根の辛味をベストマッチングさせて、季節の天ぷらをのせて食べていただく。

 写真は、現在思案中の自家製粉100%のそば粉で打った蕎麦。

 実行に移したいと考えている。
    Soba08
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布ぞうり

 布で作ったぞうりを妻が、従姉から、以前プレゼントされた。
スリッパと違って、素足で履けて、大変気持ちがいいと言っていた。

 「ダスキンの代わりにもなるし、雑巾掛けもできる優れものよ。」と
妻の談。Nuno

 気持ちよさそうにはいているので、私も欲しくなってしまった。

 「従姉に頼んでみてよ。」と私。

 「迷惑かけるからねー。」と妻、言いながら電話で頼んでくれた。

 それから、数日後、妻が静岡に行った折に、従姉が届けてくれた。

 すっかり布ぞうりに気に入ったしまった。
 素足で履く、なんとも言えない、この気持ちよさ。

 中学時代までは、よく下駄や草履を履いていたものである。

 忘れていたあの感覚がよみがえってきた。そのころは、足の親指と人差し指で
鼻緒を挟む。あの感覚である。

 久しく忘れてしまった日本人の感覚。

 物を大事にと、鼻緒が切れると挿げ替え挿げ替えて、使っていたあの感覚である。

 思わぬところで思い出した。

 私の我儘を聞き入れてくれて作ってくれた妻の従姉に感謝である。

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コンニャクの花

3月中旬に、植えつけたコンニャクがKon00

4月の中旬には、にょきにょきと芽が
出てきました。 (写真右は花の咲く前のコンニャクの芽)

 コンニャクは葉が出る前に、花が咲きます。

 

 花は写真のように、独特の姿をしております。
 田舎の方は珍しいものではありませんが、都会の方には
珍しいもののようです
Kon01

(写真は五月上旬の花)

  植えつけたコンニャクは、全てに花をつけるわけではありません。

 今回は一個だけでした。植えたそのたのコンニャクは
もう2ヶ月を過ぎようとしているのに、まだ芽を出しておりません。

  暑い夏を過ぎるころには、土の中で、大きくなって
晩秋には収穫。

 Kon14
 
 そのころには、蕎麦屋の食卓にのぼります。
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初夏の紅葉

 小雨が降り、肌寒い日が続いた。Mo02

 やっと雨が上がり、今日は、気持ちの良い、朝を迎えた。

 朝日の下、初夏の紅葉が美しい。出猩々というそうだ。
Mo01








 明日から、週末の営業が始まるが、予約は少ない。
 先週のように忙しくなるのだろうか。

 楽しみが半分、不安半分の気持ちである。5gatu01

 店の前の、花々が、お客様を待っているようだ。

 5gatu02




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一人酒

 昨夜は、久し振りに、一人で過ごした。Hi01

 一人で飲む酒は、あまり美味しいものではない。

 普段は、妻が、何がしかの酒の肴を作ってくれるのだが。
 
 昨夜は、冷蔵庫にあった真がれいの干物、仙台名物の笹かまとふきみそ、
筍の煮物とあるもので、酒を飲んだ。

 酒は、天の戸 醇辛
 純辛9号系酵母を用いて、米の旨みを十分に引き出した芳醇辛口(+9)の純米酒とあった。
Hi02 
Amanoto_2
 
 今年2月に、売り出された酒。

 さすがに9号系酵母、香りはよく芳醇、きれの良さもあるが、
天の戸美稲の旨味のある味わいが、まだなく、まだ若い感じがした。

 期待していたのだが、もう少し、おいたほうが、旨みが乗ってくるだろう。

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Hi03


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へびが庭に! へびは縁起いい?

 先週のことである。

 朝起きると、庭に1.5メートル近くある大きな青大将が
姿を現した。Hebi01

 庭で見ることは珍しい。
 妻が嫌がって「気持ちわるいね。」という。
 へび年の私も、決して好きではない。

 どちらかというと嫌いなほうである。
 へびを見ると縁起がいいという人もいる。
 へびは十二支では巳にあたる。

 十二支の語源は、草木の発生、繁茂、成熟、伏蔵、の過程の順序を各月に
分けて、段階つけて名付けたという。
 Hebi02
 巳は旧暦の四月で、草木の繁盛の極限に到達した状態を表している。
 
 そういう意味で、捉えると、へびは縁起がいいのかもしれない。

 確かに、五月は一斉に草木が茂りだして、草取りが大変な時期である。

 暖かくなり、へびも気持ちよくなり姿を現したのであろうか。

 お陰で、先週の週末3日間は満員御礼状態であった。
 へびに会うと縁起が良いのは、本当なのかもしれない。
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38回目の結婚記念日

 すっかり忘れていた結婚記念日。Kinenn01
 妻の親しい友人に頂いたジンギスカンが残っていたので、今日は
この肉を食べましょうと先日妻と約束をしていた。
 それも野外でのバーべキュー。

 いつ食べても良かったのだが、妻は今日を何故か指定していた。
 
 特別、私は意識していなかったのだが、妻は、この日の為に親友から送られたジンギスカンを食べようとしていたのだ。
Kinenn02
 札幌時代の一番の親友が、北海道を忘れないようにと、ジンギスカンや
ホタテを良く送ってくれる。

 もう30年も昔の話であるが、子育てをした時代からのつながりで、とても親しい
間柄である。
 特に、子供達は二人同年代。私のところは、上は男、下が女であったが、妻の友人の処は二人とも女であった。

 小学校はいずれも同じ学校だったため、お付き合いの度合いが妻達は
深まったのであろう。

 妻はこの日立には、住んだことがなく、気持ちを許せる友人もいない。

 長男であった私が、実家を継ぐために、帰えることになったとき、
妻は、札幌に住みたい気持ちがあったのだが、それを我慢して、私の言うことに従って
一緒に来てくれた。Kinenn03

 炭の遠赤外線の熱を受けて火照った妻の顔を横目で見ながら、本当に申しわけ分けないと思う。

 「結婚38回記念おめでとう」と妻に言われて、初めて、今日が私達の結婚記念日であったのを思い出した。
 私達が結婚したのは、昭和45年である。

 このこと一つを取り上げてみても、私がいかに自分本位の人間か分かると思う。

 蕎麦焼酎を飲んでいる私に、脂っこいものだけではと、
筍の木も芽和えを作ってくれた。

 私はこの妻に支えられて、道楽の蕎麦屋をやってこられたのだと、つくづく
思っている。
 
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イカ墨とパスタ料理

 先日、知人から、富山のイカ墨を戴いた。 真っ黒である。
Ikasumi03 これ食べられるの?。世の中に「こんな食べ物があるなんて!」と驚いた。
 
 恐る恐る食べてみた。

 独特の香りがして、これが旨いのだ。
 珍味である。

 富山県の「塩辛の墨作り」という伝統食品なのだそうだ。
 イカ墨料理とといえば、イカ墨パスタが有名である。
 以前、パスタ料理で紹介の欄で、イカ墨が健康によいと紹介された記憶がある。

 ネットで調べてみると、
 「沖縄のイカ墨汁は、体Ikasumi02が弱っているときに食べると元気が出るという話があるし、中国では漢方薬の原料として用いられているという。 そこで、成分分析を行ったところ、「ムコ多糖(コンドロイチン硫酸)」という成分に行き着いた。みなさん聞いたことがありますか? 関節炎を改善する効果が高いということで健康食品となっている成分である。」
 



参考・・http://www.yukan-fuji.com/archives/2004/12/post_1018.html  旭 利彦

  さらに、青森の弘前大学医学部と青森県産業技術開発センターとの共同研究で発見された、イカ墨が持つ効果“がん予防”があるという。Ikasumi01
 なんとも、この黒い食べ物、なかなかの優れもののようだ。
  イカ墨のパスタを思い出し、今日、妻に作ってもらった。

 ナスを炒めたものの合わせなので、正式なものではないが、食べてみると、独特の香りと那須の野菜の甘さが
ベストマッチで、黒作りそのものを食べたときよりも
旨い。

 妻も同感のようである。

 地方には、想像を超える食べ物がある。
 それを探すのも、面白いものであるが、そのような地方の珍しい食べ物は
知らないことが普通である。
 
 相手の気持ちを慮る知人だからこそ、持参してくれたのだ。
  あり難いものである。
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ひたち国際大道芸大会

 日立は、最大のイベントさくら祭りが終わっあt。
平和道りのさくらも散り、葉桜と変わっている。

 今週の週末、10日と11日はひたち国際大道芸である。

 また、街に活気が戻ってくる。

 この期間は、世界で活躍する大道芸のアーティストが技を競うのだ。

 今年は、32組のアーティストが大集合する。パントマイムあり、アクロバットありである。

 昨年、私が見た中では、中国雑技団の演技には感動した。高さは、優にビルの
3階に達していた。Daidougei14_1
 その高さで、技を披露するのだ。すごいの一言である。
Daidougei09_1


 北関東では、最大の大道芸大会であろう。

 一度は、見る価値がある物だと思う。
 


 
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秋鹿 倉垣村と鷹勇 強力の郷

 もう暫らく前のこと、季節はずれの感想で、少し評価がぶれるかもしれないが、
燗酒にして、大変美味しかったので、書かしていただいた。

 まずは、大阪の酒、秋鹿酒造 倉垣村 特別純米酒。

 Aki 蔵は大阪府豊能郡能勢町倉垣にある。大阪府の
北のはずれに位置し、京都に近い。

 蔵元自ら田植えをし、自前の 米で酒を造っている。
酒造りまでの「一貫造り」を目指している蔵元です。

 こんなことを聞けば、買って飲んでみたくなるものです。
 そっとグラスに注いだときは、抑えられた上立ち香で
これだけで、燗上がりがする予想がつく。

 まずは常温で、舌に転がすと、米の香りがふわーと、
鼻に抜ける。味はすっきりとしていて、旨みと快い酸味を感じる。

 寒い時期に飲んだので、燗酒がうまかった。飲みあきしない大変美味しい酒であった。

 鷹勇 強力の郷 純米吟醸
 鳥取県 大谷酒造の酒です。

 鳥取の酒ははじめて飲む。それも、酒米が地元の「強力」という米で作られている。

 どんな酒だろう。不安と期待が胸中を横切る。
 ラベルを見ると、平成13年に仕込まれたと書いてある。5年も寝かされているのだ。
大丈夫であろうか。Goriki02
 ひね臭が強くて飲まれないのでは?。

 ビン口を開く。
 ひね臭などまったくなく、米の熟成した香りかすかにある。
今まで飲んで経験した純米吟醸酒とはまったく違う範疇に入るものだ。

 口に含むと、口に広がる酸味と旨みが心地よい。

 燗をしてみた。これがまたうまいのだ。バランスよく、まったく崩れない。

 この二本、秋になったら、また飲みたいものだ。
  

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さすがー 5月5日

 本日は、珍しく、予約が一杯でした。
 10人ぐらいしか予約を取らないのが、昨日で20人と
定員オーバーです。

 
 準備万端整ったと思っていたところ、電話が鳴った。「満杯なので、申し訳ありません。」と断る。
 また、、電話が鳴る。また断る。

 フリーのお客様が2組、これも断らざるをいなかった。
 本当に申し訳がない。

 こんなには、初めてである。皆さん連休で、田舎に帰ってきて、「そばでも食べようか。」となるようだ。

 本当にありがたいのだが、対応する余力がない。

 昨日は、天候もよくなくて、3組7人のお客様でした。
そのときのお客様しだいで、客商売とは難しいものですね。

 今日の、お客様が、今日予約してくれればよかったのにー。

 こんなことを考えながら、後始末を終えました。

 

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新しい蕎麦道具 二点

 昨日の午後、日立名水を汲みに、お岩神社近くに行ってきた。
 蕎麦を打つ水は、ここの水である。

 甘みのあるソフトな口当たりの水で気に入っている。Koma01

 そのついでといっては、何だが・・・自作駒板がいたんできたので
常陸太田まで足を伸ばして、木村木工で駒板を買うことにした。

 ここは、本道から、わき道に入る判り辛い所であるが、
以前、110センチ巻き棒二本を買い求めたことがあるので、
場所は直ぐに判った

 駒板を何種類か見せていただき、杉の正目の板と枕木にエンジュの木を使った
物を選んだ。Nosi01

 ヒノキののし棒を作ったのでと、差し出された作品を見ると
これも、気に入って買い求めた。

 このヒノキ、地元産だという。まっすぐに、目が入っている狂いのないものであった。

 これ二点で、5000円しない。

 合羽橋で、買い求めたときは、のし棒だけで8000円もしたので、びっくりした。

  木村さんは、見るからに、温厚な職人さんである。
 間違いない材料で、すばらしい製品をしっかりと作る。
常陸太田市の蕎麦祭りなどに出品しているので、お会いした方もいると思います。

  この方、蕎麦屋にとっては、心強い見方である。

Koma03_2 写真は自作した駒板。古くなって傷がついている。

板は昔使っていた本膳を使用。裏に「やまかのう」と
屋号が入っている。

Koma02

 

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