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年越しそば

 年越し蕎麦と言っても、当店は昼間だけの営業。

 本当は、年忘れにっぽんの歌やNHKの紅白歌合戦を見らがら一杯飲んで、それから年越しそばを食べる。

 こんなそば屋にして欲しいとの要望もお客様には頂いているのであるが。
 

 今年も、この地域の方々は言うに及ばず、東京、千葉、神奈川、埼玉、福島等々、遠方からも、大したそば屋ではないのに来ていただいた。

 本当に感謝をしております。

  心に残るそばを打とうと励んでいるつもりですが、まだまだ未熟者です。
 「期待してきたのに、これではなー。」と言われないように、精進いたします。

 来年もよろしくお願いいたします。

                           手打ちそば処 暁山 店主拝

 

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鴨せいろか? 天せいろか?

 冬になると、お出しするのが鴨せいろです。冬場のNO1ですが、鴨せいろは例年4月あたりを目安に止めます。

 冬場は、暖かい汁の鴨南せいろが多くなりますが、季節を問わずに、当店の人気NO1は、天せいろです。
 
 季節によって挙げる材料は違いますが、できるだけ屋敷内で取れた野菜や山菜を
材料にして、安心安全を心がけて、美味しいものを提供いております。
 今は、ふきのとうがお客様の人気を呼んでおります。Cimg3606

 そばはルチンなどを多く含み、素晴らしい栄養食品ですが、そばだけでは偏りが生じます。
 できるだけ、他の食物を一緒に食べてほしいものです。 

 しかし、そばが本当に好きな方は、余分なものは頼みません。もり一本です。

 こういう方はちょっと怖いですね。

 
 

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新しい蕎麦包丁

 今月はなんとも忙しい日が続く。今日も、蕎麦を打っている最中に、電話で予約が何件か入り、結局、もう一回打つことになった。
 こうなるとのんびりと打っているわけには行かない。スピードが要求される。私は切りが下手である。

 手打ちの技術習得に掛かる期間を称して「包丁三日、延し三月、木鉢三年」とか、やさしい順番から「一捏ね、二延し、三包丁」と昔から言われる。

 しかし、そうであろうか。どうも人によって、手打ちの技術習得にも、違いかあるようだ。
 私などは、今でも、一番簡単で、直ぐにでも習得可能と言われている「包丁捌き」が不得意なのだ。
 予約が多くて蕎麦打ちのスピードを要求される場合には、慌てると包丁の手元のほうが進みすぎてしまう。麺体に対して、平行に移動しないのだ。

 また、性分がケチのせいか麺体にうち粉を少なくふりかける癖がある。包丁の刃にそばが付着してしまうのだ。Cimg3581
 こんなことでは、そば屋としては失格なのであるが・・・。

 自分の未熟さを包丁のせいにして、今月、新しい包丁を買った。
 以前から、気になっており、株式会社 セキカワとメールをやり取りしていたところ、11月の水戸の蕎麦祭りに出展すると言うメールを頂いた。

 越後伝統の職人の鍛造技術で極限まで鍛え上たといわれる左藤蔵のそば切包丁である。 平成16年だったろうか新潟中部地方が地震によって壊滅的な打撃を受けた。地震から、4年が経つが、立ち直ったのだろうか。今年世界を襲った同時株安、世界同時不況でこの業界も難しい局面を迎えるだろう。
 小林幸子の歌ではないが、頑張ってほしいものである。Cimg3583
 

 さて、今まで、使っていた包丁は、重心のバランスに問題があったし、本刃付けの部分が酸化しやすかった。確かに、包丁のせいに出来ない事も無い。
 この為、平行移動しなかったり、酸化した刃の部分に麺が付きやすかったことは確かである。

 包丁を新しく取り替えたことによって、まな板の位置(高さ)に対して包丁の位置(高さ)が少し低く、動作に無理があったことにも気がついた。
 切っていくに従ってどうしても手元が低くなり、自然に手元のほうが進んでしまうようだ。
 
 手元が進みすぎたり、包丁の先が進みすぎたりして平行に移動しないときは、足の置く位置を前後に変えることで、修正は可能である。

 私の場合は、高さの位置に問題であったのである。

 
 さて、新しい包丁であるが、握りがしっくりこなかったので、木工やすりで修正を行った。
 新しい包丁が、やっと手に馴染んできて、握りやすくなり、送りもスムーズになり、スピードを上げても、問題なく平行移動するようになった。

 重さも780グラムと今まで(950グラム)のより軽くてスピードを上げてきっても疲れない。
 スパッと切れて、切れ味も鋭い。満足しているところである。
 
 

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冬至と柚子

 21日は冬至。と言うことで、お客様に柚子をプレゼントしました。Cimg3586

 我が家では、風邪をひかないということなので柚子を風呂にいれて、柚子風呂としゃれてみました。 

 冬至は湯治とのごろあわせで柚子湯に入ると言われていますが、本当でしょうか。

 柚子は香りが強く、邪気を払うということから、柚子湯に入るのが本当のいわれのようです。
 

 皆さんの家庭では如何でしたでしょうか。

 冬至南瓜は食べましたか。
 南瓜は夏が旬ですが、冬まで、長期保存が効くので、足りなくなったビタミンAやカロチンをとり、風邪の予防に食べられるそうです。

 冬至は太陽の位置が1年で最も低くなる日で、日照時間が最も短くなります。

ちょっと前までは、秋の紅葉が美しい時期でした。Cimg3587

 柚子の木の近くに、山もみじがあります。我が家のもみじの中では、最期に紅葉します。

 冬至を境に、陽が少しずつ長くなっていきます。

 一陽来復。

 良い年の瀬であり、良い正月を迎えたいものです。

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嬉しいプレゼント

 昨日のこと。

 以前から、欲しいほしいと思っていた薄型テレビ42型が、息子から届いた。

 私が欲しがっていたのを知っており、心に留どめていたのであろう。

 一足早いクリスマスのプレゼントになった。この年になって、子供からのプレゼントはなんとも嬉しい。Cimg3579

 早速、昨夜は、妻と一緒に、サッカー・トヨタ・クラブワールドカップ―欧州代表のマンチェスター・ユナイテッドとアジアチャンピオンのガンバ大阪との試合を楽しんだ。

 

 

 

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新そばを食う会

先週は、木曜日から、4日連続の営業となった。Cimg3567
木曜日は、私の所属するパソコン仲間の「定例会を兼ねた新そばを食う会」があった。
 この会には21名所属しているが、今回は私を入れて11名の参加者となった。
 この会の名称は、「きららの会」というのであるが、発足は平成8年に遡る。
通産省指導の「メロウソサエティ構想事業」の関連事業として日立市が市民の中の熟年者を募集したときに始まるのである。
ホームページもあり、企画・取材・制作・改訂などすべてを行っておる会なのです。
さて、団体さんの場合は、大体予算が決まっている。当店は、コースメニューなどは無いので、これこれでやってくださいと依頼されると、予算内で内容を設定する。Cimg3571
 
 勿論、蕎麦がメインになるのだが、お酒などの要望があると、それなりに酒のあてなどを考えなければならない。
私よりは妻の方が、頭を悩ますことになる。Cm02

 今回、先付けは鴨のくん製、自家製刺身コンニャク、筍の煮の3点盛り
さらに、屋敷内で採れたムカゴの塩茹と蕎麦豆腐、最後に、天ぷら(エビ、サツマイモ、南瓜、フキノトウ)と新そばとなった。
 お酒を飲まない方には、蕎麦ぜんざいを食べてもらった。

 写真は、茨城YPC水戸会員である樫村 篤氏のご好意になるものである。

 団体さんの場合、難しいのは、蕎麦を出すときである。お客さんは、一斉
「いただきます。」と言って食べたい。
しかし、蕎麦屋としては一斉には出したくない。どのタイミングで、どのように出すかが難しい。Cimg3568_2
 

 今回は、酒を飲む方と飲まない方が半々であったので、飲まない方を先にして、5名ずつ分けておだしした。Cm03
 出来れば、一人ひとり順々にお出ししたいのである。そのほうが蕎麦が伸びずに、お客様は生きている蕎麦が食べられるのである。
 

 例年、きららの会はこの時期に、新そばを食べましょうと当店を使ってくださる。

 当店の蕎麦を満足していただければ、妻とともに法外の喜びであります。

 写真を提供してくださった樫村氏(写真中帽子をかぶっている方)は医学写真のプロであるが、その他、風景写真も素晴らしいのでここにホームページを紹介したい。
 勿論、きららの会会員でもあります。

 
 
 

Cm01

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松の盆栽の手入れ

 本日の朝、東の空が朝焼けだ。Cimg3561

 こんなときは、昔から雨がなるという言い伝えがある。本当だろうか。

 昨日、今日と盆栽の松の剪定をした。

祖父が大切に、手入れをしていた竜が舞うような松(写真一番手前)、父が大切に育てた松とシンパクの盆栽(一番奥)。

 Cimg3564どの松も思い出があり、祖父や父の思いがこもっているのだ。

 私が管理するようになってから、草に負けて、下枝が枯れたり、手入れをしなかった年もあり、枝が暴れてしまったこともある。

 松の手入れは難しい。梅やもくせい、椿などの木、落葉樹のような木は枝を間違って切っても、直ぐに芽が出てくるが、松は切ってしまうとそこからは目が出ないのだ。

 全体の姿を見て、更に、将来の姿を予想して剪定する。

 私は経験が浅いので、本を頼りの剪定作業になった。Cimg3566_2

 下の写真が祖父が育てた松である。もう、100年は経っていよう。

 祖父は日本画を得意としており、雅号を暁山と言った。

 この雅号をそば屋を開店するときに、記念に頂いたのである。

 夜になって雨が降ってきた。言い伝えは間違いではないようだ。

 

 

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フリーのお客様多し

 最近、フリーでお越しになるお客様が多くなった。今日などは、予約のお客様より
フリーのお客様の方が多かった。
 結局、追い打ちすることになった。打ち場が、物を置くところと兼用なので、物をどかしてからの作業である。
 「少し時間が掛かりますよ。」と了解を取っての作業になった。

 フリーのお客様の大半は、お友達や知人の紹介と言うことのようだ。口コミで来てくれるのは、うれしいのであるが、予約のお客様よりも多いとなると考えてしまう。

 

 通常は、2、3人分は打ち置きしておくのであるが、それ以上となると対応できない。

昨日は、6人、今日は3人とお断りしてしまった。

 お断りしたお客様にはなんとも、申し訳ない。

 打ち場を独立したいのであるが、妻が言うように、「何時までそば屋を続けるつもり。いい年でしょう!。」と指摘されると二の足を踏んでしまうのである。

 

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春先取り ふきのとう

 私は忘れていたが、

 妻が「昨年は珍しく今の時期にふきのとうが出ていたね。」と言う。

 その言葉に、はっとさせられた。「そうだ。出ていたね。」思い出すように言った。

 裏の竹林の急な坂道を登ると畑が広がっている。Cimg3560

 その一角は、昔からの蕗畑。今年はどうか。出ているだろうか。
 なんと見事なフキノトウが顔を出していた。

 これで、春を先取りした天ぷらの食材が見つかった。

 このフキノトウは野生のもので香りがとっても強いものだ。

 10個ほど取って来たので、今日からの 天ぷらにしてお客様に出すことにしよう。

 楽しむことが出来るのは、今月一杯でしょうか。

 今日、天ぷらを注文頂いたお客様に、フキノトウをお出しいたしました。「えっ! これフキノトウ?。」とびっくりしておりました。Cimg3555
 「今頃出るの?。春先でですしょう?。」昨年から、今頃出始めました。
 疑うのも無理はありません。

 景色は晩秋。家の前の紅葉は、まだ真っ赤に染まっております。

 「香りがすごく強いですね。おいしいー!。」

 満足していただけたようです。

 ふきのとうは、寒さの強い1月2月は姿を消します。3月になると、また顔を出しますのでお楽しみください。

 

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最近飲んだ本醸造酒 愛宕の松  醴泉 

 暫らく酒の感想記事をアップしていなかった。

飲んでいなかったわけではない。週一、月曜日が休肝日。後の6日は必ず晩酌。

 一合と決めているのであるが、ちょっと手が滑って、猪口にもう一回となると、脇にいると妻が、「意地汚ないわね。約束はどうしたの。」といやな顔を見せる。

 「一杯だけ!」となんとも情けない。

Cimg3362

 さて、最近飲んだ酒は全て本醸造酒である。

  の5種。いずれの酒も甲乙つけがたく美味しい。

 その特徴などをぼちぼち書いていこうと思う。

 まずは、愛宕の松から書いていこうと思う。
 「究極の食中酒」を目指すという愛宕の松は、今流行の上立ち香も華やかさは無い。

 口に含むと、ファーとやさしい当たりがあり飲むと鼻から抜けるフルーティな香りが少し感じるだけ。つい杯を重ねてしまいそう。酸度が1.8とあるが、酸味はそれほど感じない。このクラスで山田錦を使っている。蔵が気合を入れて醸した一品か。
 原料米 山田錦 精米度 60% アルコール度 15.9% 日本酒度 +5.0

 次に 醴泉Cimg3349

 こちらも、兵庫県産山田錦を原料米にしている。米の旨みがしっかりと出ている酒である。dancyuで取り上げられて本醸造酒の部コストパフォーマンス賞に輝いた。
 愛宕の松と比較すると、こちらは9号系のの酵母を使用しているせいかやや華やかな香りが漂う。
 米の旨みがしっかりと出ており、熟成感がある。
 原料米 山田錦 精米度 60% アルコール度 15.5% 日本酒度 +4.0 酸度1.3
 

 

   

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日高小学校クラス会

 昨日、10年目のクラス会に出席した。
集合場所は小木津駅東口。バスが待っていると言うので、急いだ。
出発5分前であった。幹事役のご婦人が「ぎりぎりね。早く来なければダメよ!。」と
窘められた。
この一言で、あっという間に少年時代に帰る。
いつもご婦人方はお姉さん役なのだろうか。

 バスは一路、会場の鵜の岬ホテルに。十数分の車中の旅であったが、暫らくぶりであった懐かしい友の声が響く。
 我々の小中学校時代は男女別々の座席であったように、バスの中の座席も女性軍が前、男子軍が後ろと、嘗ての修学旅行の様。K1

 会場に着くと、幹事が出迎える。もう到着しているクラス仲間もいる。27年卒日高小学校の横断幕が見える。

 10年前も参加しているが、このときは、まだ、私は札幌にいた。以来初めてという人はそれほど多くないが、55年ぶりに会う友人もいた。

 幹事役のS氏がニコニコと「席は成績順でも、性別でもありませんよ。」と軽妙な司会から始まった。
 ちっと硬かった雰囲気が緩んだ。K2

 素面のときは、ちょっと思い出せないのだが、アルコールが入り、話しが弾み、打ち解けて笑顔が出ると頃には、やはり、当時の面影が残っていて、あの頃の思い出が浮き上がってくる。
 場が盛り上がってくる頃、いくつかのテーブルを回る。
 名前が思い出せない方には、名前を聞く。「あっそうか。だれだれ君か。誰々さん?」
「ごめんね。思い出さなくて!」とその後は楽しい話が続く。

 もう、男達は、数年前に、リタイアしており、男達を支えてきた女性たちも、子育てが終わり、いずれの人達も趣味や地域活動に励んでいる様子が伺える。

 クラス仲間の何人から、「坊やちゃんの家に言って遊んだね。」と問いかけられて、「えっ! 坊やちゃん・・・」 誰のことかと一瞬、思った。小さい頃に、祖母が私のことを可愛がっており、「坊や」と呼んだ事が、近所の友達が名前だと勘違いして呼んだものだ。
 これが、小学校でも、呼ばれるようになったのであろう。

 本人は、当に忘れてしまったことであるが、クラス会は思わぬ言葉を思い出させる。

 出席した男子21名、女子19名、出された美味しいご馳走も食べず、時間を忘れて話に興じていた。
 司会役のS幹事は素晴らしいインターテナーである。とに角、マイクを離さない。場を盛り上げ、進行する。Kura
 カラオケの時間になった。歌に自信がある方が、次々と、マイクを握る。茨城放送の歌コンで入賞したご婦人もいた。さすがにうまい。
 歌は、その時代を反映すると言う。好きになる歌は、その人の夢や生き方を表現しているのでしょう。

 どちらかと言うと、男子軍より、女性軍が元気で輝いておりました。

 12時から、4時までの楽しい時間を過ごしました。

 昭和27年の頃の私達は、幼かった。今の子供達のように、具体的な夢など持ちようがなかった。戦後間もない時期で、夢のある職業の情報も少なかった頃であった。
 私などはせいぜい野球選手に憧れる程度であった。

 日本初の民間航空機として就航したもく星号の墜落事故は幼い私達の心を暗くした。

 明るいニュースとしては、白井義男が日本人として初めてのボクシングの世界王者になった年でもあった。こんなことを思い出しながら、帰路に着いた。

  幹事の方、ご苦労様でした。

 また、何年か後に元気な姿でお会いいたしましょう。

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