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店の畳替え

 どこの家庭の新聞にも、毎日、新聞広告が差し込まれていることだろう。

 広告量があまりにも多く、直ぐに溜まっていまい、片付けに苦労している話をよく聞いたが、 最近では、差込み広告が非常に少なくなってきている。
 広告が少なくなってきていることはありがたいのであるが、不景気がこのような形でも現れているとすると、有り難がってもいられない。

 さて、先日ことであるが、「畳と襖の張替え作業を格安で行います。」との広告が、我が家の新聞に入っていた。

 「株式会社ゆめの畳」という。

 あまりにも安いので、ちょっと躊躇したが、「この畳屋さん大丈夫? 信用おけるのだろうか。」と思いつつ、思い切って電話を掛けてみた。Cimg3622

 「見積もりに伺います。畳の状況に応じて、見積りさせてもらいます。」と丁寧な応対であった。

 これでちょうっと安心した。

 約束した日に見積もりにきてくれた。「畳表を替えるだけで大丈夫です。」と、広告と変わりない見積もりをしてくれたので、お願いすることにした。
 
 畳を新しいものに替えても、一畳3000円掛からない。勿論、これより良い畳はいくらでもあるそうだが・・・。Cimg3624

 大きなトラックで茨城一帯をカバーし、畳を積み込んで、栃木の工場に運び作業をする。
 機械作業だそうで、一日に、何百枚も可能であると言う。

 依頼したのが木曜日、一日置いて、今日の朝、8時に畳を入れてくれた。こんなに手際よくたたみの入れ替えをしてくれると気持ちがよいものである。
 あまりに安いので、入れ替え作業は、アルバイトの人がやるのかと思っていたが、作業に来てくれたのは畳職人さんである。
 床の痛んだ処の調整とかもしっかりとしてくれた。

Cimg3625

 「どうして、このように格安で出来るのでしょうか。」と尋ねる。

「畳の需要が減っております。畳屋も手を拱いてばかり入られませんよ。何人かの職人が協力して、会社を立ち上げました。」と職人さんは答えてくれた。

 嘗て畳は、日本人の生活になくてはならないものであった。今は生活が洋式化されて畳の部屋が極端になくなってきた。
 時代の流れは、誰が希望したわけではないが、むごいことを強いる。

 職人さんの話を聞きながら、時代に取り残されないように、蕎麦屋も心しなければならないと思った。

 これからも畳屋さんも頑張って欲しいなー。 

 すっかり新しくなった畳部屋は、イグサのよい匂いが漂うって入る。

 お客様も、「気持ちがいいですねー。」と言ってくれた。

 

 外は雪、お客様の足は伸びない。

 Cimg3628 営業を早々としまいにして、棚の奥にしまい込んでいた春慶塗りのお膳で

遅い昼食をとった。

 Cimg3630

 

   
 

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そば処 暁山」カテゴリの記事

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