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蕎麦を手繰る Ⅲ

 2月は確定申告の時期である。

 ちょっと面倒だなーと思いながら、やっと重い腰を上げ、確定申告の準備に入った。

 さて、蕎麦を手繰るお話の続きである。

 前回、「ズッズズ ズズーと。これが蕎麦の醍醐味。」までかいた。

 欧米人はこのように音を出して食事をする習慣がないので、マナーに反する。日本人のそばの食べ方を見て、顔を顰めるであろう。
 本田精神科医もそばを音出して食べたと言って、理恵さんに婚約を破棄された話は有名である。
 

 しかし・・・である。そばを食べる(手繰る)時に、音を出さないで、美味しいそばが食べられようか。
 蕎麦の美味しさは鼻から抜ける香りと噛んで味わう甘みやえぐみであろう。とくに、蕎麦喰いは、新そばのときの香りを好む方が多い。
 この香りを存分に味わうには、空気と一緒に啜り込み、鼻孔から抜くようにして食べるのである。
 結果として、ズッズズーと音を立てる食べ方になる。

 江戸っ子は「そばは噛むのんじゃねィ 飲むもんだ!。」と言われる所以である。

 勿論、啜り込む蕎麦ばかりが美味しい訳ではない。噛んで美味しさが判るそばもある。

 岩手に行って食べた板そば(太いそば)は、噛まないととても喉を通らない。噛んでいるうちに、蕎麦本来の甘みやえぐみが出てくる。
 こちらの蕎麦は、噛んで蕎麦を味わうのである。

 となると、必ずしも、啜り込む(手繰りこむ)ことが、そばの食べ方ではないのだが、細打ちのそばは、ぜひ、すすりこんで欲しい。
 まだ、音を立てて食べたことがない方は、「ズッ ズズー」と思い切って、手繰りこんで欲しいのだ。

先日の方達は、若いのに珍しく音を立てて手繰っていた。

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そば処 暁山」カテゴリの記事

コメント

そばさん
 コメント有難うございます。

投稿: そばがき | 2009年2月18日 (水) 17時06分

そばが食べたくなっちゃうサイトですね。

投稿: そば | 2009年2月17日 (火) 15時34分

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