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蕎麦湯の効用

 茨城県は今週はじめより、暖かい日が続いた。

 暖かく気持ちいい日は、やっと春が来たとうきうきした気持ちになるものである。

 外に出る機会も多くなるものだ。

 春の暖かさに誘われて、当店も県外のお客様がボツボツ来るようになってきた。

 遠方のお客様は、概してそばに拘っている方が多い。昨日の方も、そばをズズーと手繰りながら美味しそうな音を出して食べていた。

 タイミングを見計らって、蕎麦湯をお出しした。

 これを注ぎながら、また美味しそうに飲み干す。そば屋にとってはうれしい瞬間である。

 「有難うございました。」とお客様を送って、容器を下げにかかる。このとき、今日の蕎麦ので出来が評価されたかどうかが分かる。

 まず綺麗に蕎麦が平らげられているか。細かい食べ残しがないか。食べ残しは、お客様の無作法ではない。

 経験から言うと、つながりが悪く、切れが多い蕎麦はどうしても、細かい食べ残しが簾についている。

 そば屋にとっては反省される材料になる。

 次に蕎麦湯、綺麗になくなっていると気持ちがいいものである。

 さて、蕎麦湯の効用であるが、蕎麦っ食いの皆さんは周知の事実であろう。

 まず、蕎麦湯に溶け出して養分には、成人病を予防するルチンが多く含まれていること。

 このルチンは毛細血管を強くし、血圧降下の働きをして、成人病の中の高血圧を予防すると言う。

 ルチンは水溶性で水に溶けやすい。そば湯にはルチンが一杯溶け出しているのだ。

 ただ、体によいとむやみに蕎麦湯をそば汁に注ぎ込んで飲むのはどうか。そば汁には塩分が多い。

 この辺を知って飲むのが、血圧の高い方が注意しなければいけないであろう。そういう私も、血圧が高い。

 美味しいそば汁にそば湯を注いで「美味しい、美味しい!。」と何杯も飲むことは注意している。

 また、そば粉には良質なタンパク質が小麦や白米と比較しても多く含まれている。さらに、人間の体内では合成出来ない必須アミノ酸が含まれており、理想的な栄養バランスを持つ食べ物と言える。

 必須アミノ酸はリジン、トリプトファン、メチオニンスレオニン等といわれている。(参考文献 ソバ好きがボケない理由 細川俊彦著)

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