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蕎麦ってなーに? その1

 蕎麦と健康」を読んで、GIを知り、触発されたので、少しの間、蕎麦について書いてみることにする。

 「そもそも蕎麦って何もの?。」との質問に、蕎麦好きの方は、色々と薀蓄を傾けるであろう。蕎麦ほど
多くの人々が薀蓄を傾ける食べ物はない。

 しかし、知っているようでも、知らない面が多々あるのである。

 蕎麦は、日本原産であろうか。というとそうではない。アジアやヨ-ロッパに広く栽培され、最近では、オーストラリアやカナダでの栽培されている。発祥地は、中国の雲南省あたりといわれているが、定かではない。
 食べ方も、国によって多種多様である。

 縄文時代に、すでに蕎麦は栽培されていた。北海道のハマナス遺跡から土器と一緒に発掘されている。では、これが今作られている蕎麦の元祖になるのだろうか。

 どうもそうではないらしい。弥生時代に、大麦、小麦などの食物が渡来している。したがって、蕎麦もその仲間のひとつと考えられるらしい。それらを含めて、元祖になったのかもしれないといわれている。
 (出典 そば学大全 俣野敏子著)
 

 書物に、蕎麦が登場してくるのは、722年(養老6年)の元正天皇の詔(みことのり)であるという。これには「ことしは、雨が降らず、凶作なので、大麦やそばを蒔き収穫せよ。」とある。

 蕎麦が救荒作物として登場する最初であった。

 それから、時が経ち、1614年(慶長19年 大阪夏の陣)に「慈性日記」に そば切り の文字が初めて現れる。 (慈性とは、近江多賀神社の社僧のことである。)

 江戸では、そば切り が そば で通じるようになる。

 1643年(寛永20年)に出版された「料理物語」に「めしのとり湯にて捏ねる。豆腐を入れて湯捏ねする」ともある。そば切りは、蒸されて、食された。蒸すときに使われた蒸篭(せいろ)がそのまま、そば切りの通称になるきっかけを作ったのも面白い。
 いずれにしても、現代のような、洗練された そば ではなかったと想像出来る。

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コメント

夢八さんへ
 コメントありがとうございます。
 蒸しあげる蕎麦は、昭和時代まであったのですか。
驚きです。
 腰が出るかどうかは判りませんが、機会があれば、チャレンジしてみたいと思います。

投稿: そばがき | 2010年8月30日 (月) 09時38分

面白いシリーズになりそうですね。
期待しています。

蒸し蕎麦は昭和の時代まであったようです。
老舗で、そんな伝えをききました。
蒸し蕎麦はどんなものになるか、お試しいただけると
ありがたい。
多分、手挽きでつなぎ2割くらいがいいのではないかと
推量しています。
腰がかなり強いかもしれません。
時間がかかるから、昭和がすすむとやらなくなった
のではないかと思います。

投稿: 夢八 | 2010年8月28日 (土) 18時12分

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