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蕎麦屋の裏話 その1

先週、お一人でご来店のお客様、天せいろをご注文でした。美味しそうに「ズズー」と蕎麦を手繰っておりました。
 お客様から「もりをもう一枚」の声に取次した時。
 
 「美味しそうに食べますね」と私が声をかけると、「美味しいですよ」とうれしい返事が返ってきました。

 お客様が帰ってから、お盆を下げるときに注意してみることがあります。お客様が食べた後の器の状態です。

 「今日のお客様はきれいに食べていてくれたかなー」と、蕎麦を盛るスノコの状態が気になるのです。

 このときのお客様は、写真のように見事でした。
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 次の写真も見てください。二枚目のもりそばです。見事にきれい。すのこの上には蕎麦の切れ端などありません。

 お客様の食べ方のマナーを見ているわけではありません。自分の打った蕎麦が上手く打たれていれば、切れ端が残されることはないからです。
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 上手に打たれた蕎麦は箸の先で適量を挟みズ!ズ-っと上手く手繰りことが出来るからです。
当店の蕎麦は玄蕎麦を挽いたそば粉は34メッシュの篩でふるいます。

 中荒粉ですので、夏に打つには注意が必要です。打った後の保管の状況によっては乾燥して切れやすくなります。

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 お客様の食べた後の状況を見ることによって、自分の打った蕎麦の状況とお客様の満足度をチックするようにしているのです。

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そば処 暁山」カテゴリの記事

コメント

 御無沙汰してます。貴重なご意見をありがとうございます。
 食べた後の状態は作り手としては大変気になるところです。
 美味しく食べてくれただろうか。打った蕎麦は評価されただろうかと次々に気になるところです。
 共通して言えることは、蕎麦好きのお客様はきれいに食べてくれることです。
 このような状態のスノコを見ると頑張ろうという気になります。
 

投稿: そばがき | 2012年8月14日 (火) 10時42分

ご無沙汰しております。(o^-^o)

礼儀としても 綺麗に食べて、器などは元通りにと・・心がけています。

それでも お箸で摘めない端が残ったり
全体の中で3倍以上、太さが違ったり、暖簾のようにつながっていると
ガッカリすると共に お店の提供する気持ちがわからなくなったりします。

そんな時でも 店名は公表しませんが
ブログに書いたり 写真は記録したりしています(汗)


悪い蕎麦をこれ見よがしに残しておくのは
大人気ないと考えて
最後まで可能な限り綺麗に食べて器には
何も残さない様にしています。

悪い蕎麦を残したところで
そんな悪い蕎麦を提供しているお蕎麦屋さんは 何も気づいて居ないだろうとも思います。

投稿: karajiru | 2012年8月 1日 (水) 06時10分

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