« 再び、蕎麦の薬味について | トップページ | せみの羽化 »

夏は蕎麦屋泣かせ!

 梅雨も終盤し差し掛かっております。

 この時期怖いのは、九州で起きたようなゲリラ豪雨。20数人の方がなくなった。秋の台風の時期より犠牲者が出るという。

 梅雨の合間にギラリと光る太陽と梅雨前線の影響で気温がぐっと上がる。昨日、日立は33度をうわまわっていた。

 湿度も高いこの時期は、蕎麦屋泣かせである。

 蕎麦屋は玄そばの品質を維持しようと冷蔵庫で管理はしているが、夏まで保管した玄そばの品質は次第に低下していく。

 
 夏、原材料(玄そば)が劣化していくがこれを防ぐ方法として、当店では、晒し玄そば造りと称して工夫を凝らしている。この工程を経ることによって、蕎麦が元々持っている本来の食味がよみがえる。

 問題は、蕎麦を打った後の食味品質を維持するのが難しいということである。高い温度と湿度が麺体を乾燥させて蕎麦の劣化を促進させて、麺が切れやすい原因の一つになる。
 このようなことは多くのそば屋が経験していることだと思われる。

 当店では、打った後のそばを小分けにして冷蔵庫で保管して品質を維持しているが、夏場は、総じて食味が落ちていくものである。

 美味しい蕎麦を如何にしてお客様に提供するかは蕎麦屋の腕にかかっているだろうが、ずばり『夏の蕎麦はこれが旨い!』との決め手がなかなかないのが現状であろう。

|

« 再び、蕎麦の薬味について | トップページ | せみの羽化 »

そばを楽しむ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/31174/46350314

この記事へのトラックバック一覧です: 夏は蕎麦屋泣かせ!:

« 再び、蕎麦の薬味について | トップページ | せみの羽化 »