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蕎麦の美味しさについて考える その8

 「くせになる」とか「やみつきになる」蕎麦とは、単に味が良い(味覚に訴える)というだけでは決定しません。

 前述したように、口に入れたときの感触(食感)や風味を感じる嗅覚等に大いに関係します。五感に訴える特別な蕎麦とはどのようなものを云うでしょうか。

 ここで、蕎麦を食べている自分の姿を思い出してください。

 「ズッ ズズー」と一気に口の中に入れて(手繰りこむという)「聴覚」で感じ、さらに、蕎麦が舌や歯に当たる感じを「触覚」でその美味しさを推し量ります。

 さらに、蕎麦を噛むことによって、甘味やえぐみが引き出され、味蕾で「味覚」を感じ取ります。

蕎麦は喉越しで味わうとも言われますように、喉を通過する感触も蕎麦を美味しく感じさせる要因です。

 飲み込むとき、仄かに鼻に抜ける風味を「嗅覚」で楽しみます。


 味覚、聴覚、触覚、嗅覚で感じた感覚が合わされて、特別に美味しい蕎麦と判断されるのでしょう。

 作り手としては、五感からうける感覚を正確に分析し、意識することが「スペシャルな蕎麦」を作るベースになります。

 この一連の流れを文章にすると、ぎこちない動作でしか表現できませんが、お解りになっていただけたでしょうか。

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