« 風薫る五月に入って | トップページ

蕎麦の旅人を読んでの感想


 本当に、久しぶりのブログ投稿である。
 

今年7月に刊行された福原 耕氏の『蕎麦の旅人』を読んだ。
著者が蕎麦に填まった動機をある蕎麦との出会いで「一目惚れ」したと振り返っている。
 さらに、まえ書きの中で・・・そばを楽しむには三つの道がある。というのが私の年来の持論である。
「そば打ち、蕎麦屋巡り、そばの文化史を学ぶ」である。・・・私はこれを「そばの三楽」と名付けて独りで喜んでいる。と・・・結んでいる。
 
さて、文中、「全国に広がる個性的な郷土そば」の記述の欄に興味深い下りがあった。
  機会があって昨年、加賀大社に参拝した。その時は、門前蕎麦屋ということなど念頭になかったのだが・・・。
この本を読んで、多賀町おいても減反政策としてソバの栽培を展開していたことを初めて知ったのである。
加賀大社の延命長寿にあやかってか『寿命そば』を売りに、門前に蕎麦屋が競って店を出したという。

Hon01


さらに、『蕎麦屋の第二次ルネッサンスが始まった』の項では、そばの独特の風味と旨みを感じる盛りそばの食べ方から、日本酒と合わせたそば会席コ-スやフランスレストラン風室礼の店等の記述があり、興味を惹く。 蕎麦全般にわたって述べられており、深さもあるので、蕎麦を知ろうとする方には良き参考書となるであろう。

|

« 風薫る五月に入って | トップページ

そばの本紹介」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 風薫る五月に入って | トップページ